障害者手帳と障害年金

 障害等級と聞いたときに、頭の中に浮かんでくるのは何でしょうか。 おそらく、多くの人が考えたのは、障害手帳の等級ではないでしょうか。 障害年金の等級は、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準」によって定められていますが、身体障害者手帳の等級は、「身体障害者障害程度等級表」によって定められています。
 身体障害者手帳は、公共交通機関の運賃割引や税の軽減、補装具などの援助、各種公的サービスや制度を利用できるように交付されます。これに対して障害年金は生活や労働に制限がある場合に支給されます。
 また、身体障害者手帳の等級は、補装具などを装着しない状態で等級が決定されます。そのうえ、障害年金でいうところの現況届などの必要はなく、定期的なチェックは行われません。
 このような違いから、身体障害者手帳の等級と障害年金の等級とは誤解されやすいですが、全く違う制度なのです。

手帳の種類
交付対象者
等級
身体障害者手帳
身体障害者
1~6級
療育手帳
知的障害者
4段階(都道府県で呼び方が異なる)
精神障害者保健福祉手帳
精神障害者
1~3級